「どの証券口座を選べばいいかわからない」という悩みを解決します
投資を始めようとするとき、最初の壁になるのが証券口座選びです。「手数料が高いと損をする?」「ポイントが貯まるって本当?」「初心者でも使いこなせる?」――そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では楽天証券の特徴・メリット・デメリット・他社との比較・始め方まで、具体的な数字を交えながら解説します。
結論からお伝えすると、楽天ポイントをすでに使っている方・これから投資を始める初心者・コストを徹底的に抑えたい方には、楽天証券は有力な選択肢のひとつです。ただし「すべての人に完璧」ではないため、デメリットも包み隠さず紹介します。
楽天証券の基本情報・スペック
楽天証券は、楽天グループ傘下のインターネット専業証券会社です。まずは基本スペックを確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 総合口座数 | 約1,200万口座(業界第2位) |
| 預かり資産 | 36兆円超 |
| NISA口座数 | 600万口座(業界最多水準) |
| 国内株手数料(ゼロコース) | 0円(現物・信用) |
| 投資信託 買付手数料 | 全銘柄0円 |
| 最低投資金額 | 100円〜 |
| 口座開設・維持手数料 | 無料 |
| iDeCo運営管理手数料 | 誰でも無料 |
| 主な取扱商品 | 国内株・米国株・投資信託・FX・先物・金/プラチナ・債券など |
規模感として、総合口座数は約1,193万口座、預り資産は36兆円を超え、国内株式の委託個人売買代金シェアは38.4%と、SBI証券に次ぐネット証券業界第2位の巨大プラットフォームです。
おすすめポイント3選
① 国内株・NISA取引の手数料が実質0円
楽天証券には手数料コース「ゼロコース」があり、国内株式の現物・信用取引の手数料が約定金額にかかわらず0円になります。ゼロコース利用にはSOR/Rクロス®の利用が必須ですが、条件を満たせば誰でも無料で取引できます。
さらに、NISA口座では国内株式・ETF・米国株式・海外ETF・投資信託のすべての売買手数料が0円。NISAで運用できる投資信託の取扱本数は、つみたて投資枠で200本以上、成長投資枠で1,100本以上と業界トップクラスの水準です。
「いちにち定額コース」では1日の取引合計100万円まで手数料0円という選択肢もあり、取引スタイルに合わせてコースを選べる柔軟さも魅力です。
② 楽天ポイントで投資できる「ポイント経済圏」との連携
楽天証券最大の特徴が、楽天経済圏との強力な連携です。
- 楽天カードで投信積立すると最大2%のポイント還元
- 楽天キャッシュ決済の積立で0.5%還元(対象商品限定)
- 外国株・先物・金/プラチナ等の手数料から1%ポイントバック
- 貯めたポイントを国内株・米国株・投資信託の購入に使える
楽天ブラックカードで月10万円+楽天キャッシュで月5万円を積立した場合、年間最大27,000ポイントが貯まる試算もあります。「投資でポイントが貯まり、ポイントでさらに投資できる」好循環が作れる点は、他の証券会社にはなかなかない強みです。
③ 無料で使える情報・ツールが充実
楽天証券は情報サービスの充実度でも定評があります。
- 日本経済新聞(通常月額4,277円相当)が口座保有者は無料で閲覧可能
- NISA口座開設者向けに日経マネーをはじめとしたマネー雑誌が月3誌まで無料
- 投資情報メディア「トウシル」・全国での投資セミナーを無償提供
- PC向け高機能ツール「MARKETSPEED II」・スマホアプリ「iSPEED」がどちらも無料
- NISAの保有商品・利用状況を一元管理できる資産管理アプリ「iGrow」
コストをかけずに学びながら投資を続けたい方にとって、情報インフラが整っていることは長期的に大きなアドバンテージになります。
デメリット・注意点(正直に解説)
楽天証券を検討するうえで、以下の点は事前に把握しておきましょう。
① IPO取扱銘柄数が競合より少ない
IPO(新規上場株)への投資を重視する場合、楽天証券はやや不利です。取扱件数はSBI証券の約97.5%(117銘柄)に対し、楽天証券は58.3%(70件)という比較データがあります。IPO投資をメインに行いたい方は、SBI証券との2口座持ちを検討するのが現実的な対策です。
② ゼロコースにはSOR/Rクロス®の利用が必須
手数料0円の「ゼロコース」を使うには、楽天証券が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング)またはRクロス®(社内ダークプール)を通じた注文が原則必須です。注文の仕組みを理解したうえで利用する必要があり、一部の注文形態では適用外になるケースもあります。利用前に公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。
③ ポイント投資に使えるのは「通常ポイント」のみ
楽天ポイントで投資ができる点は魅力ですが、使えるのは通常ポイントに限られ、期間限定ポイントは対象外です。楽天市場などで貯めた期間限定ポイントは投資に回せない点に注意が必要です。
④ 対面での相談ができない
楽天証券はインターネット専業証券のため、実店舗での対面相談には非対応です。IFAサービスとの提携はありますが、窓口で担当者に直接アドバイスを受けながら投資判断をしたい方には向きません。電話サポートも「繋がりにくい」という口コミが一部に見られます。
他サービスとの簡単な比較
| 証券会社 | 国内株手数料(ゼロ系コース) | IPO取扱 | ポイント連携 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天証券 | 0円(ゼロコース) | △(約60%) | ◎ 楽天ポイント | 楽天経済圏との連携・情報コンテンツ充実 |
| SBI証券 | 0円(ゼロ革命) | ◎(約98%) | ○ Vポイント等 | IPO最多・外国株も充実 |
| マネックス証券 | 条件あり | ○ | △ マネックスポイント | 米国株・企業分析ツールに強み |
| 松井証券 | 0円(25歳以下) | ○ | △ | 定額制・サポート重視 |
総評:手数料の低さではSBI証券と並ぶ双璧。楽天ポイントをすでに使っている方やNISA・積立投資中心の方には楽天証券が使いやすく、IPOや外国株を積極的に活用したい上級者はSBI証券との併用が有効です。
利用手順・始め方(最短翌営業日から取引可能)
楽天証券の口座開設はオンラインで完結します。書類の郵送は不要で、スマホで撮影してアップロードするだけです。
- 公式サイトにアクセス → 「口座開設(無料)」ボタンをクリック
- 楽天会員でログイン or 新規登録(楽天IDがあればスムーズ)
- 必要情報の入力 → 氏名・住所・職業・投資経験など
- 本人確認書類をアップロード → マイナンバーカード・運転免許証等をスマホで撮影
- ログインIDがメールで届く(登録後、翌営業日以降)
- 初期設定・マイナンバー登録を行えば取引開始
- 手数料コースの設定 → ログイン後「現在の手数料コース」からゼロコースへ変更
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)を設定すると入出金が自動化されてさらに便利
なお、楽天証券の総合口座は1人1口座までです。過去に開設したことがある方はID再通知を利用してください。NISA口座は他の金融機関との重複開設はできないため、既存のNISA口座がある場合は移管手続きが必要です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 口座開設・維持に費用はかかりますか?
A. 口座開設・口座維持はすべて無料です。総合口座・信用取引口座・海外株口座・先物口座・NISA口座のいずれも開設・保有の費用はかかりません。iDeCoの運営管理手数料も誰でも無料です。取引しない期間があっても費用は発生しません。
Q2. 楽天ポイントだけで投資を始めることはできますか?
A. 可能です。ただし使えるのは「通常ポイント」のみで、期間限定ポイントは対象外です。投資信託・国内株・米国株のポイント投資に対応しており、現金を一切使わずに資産運用を体験することができます。ポイント運用だけでなく実際の投資信託・株式購入にポイントを充当できます。
Q3. 楽天銀行を持っていないと使えませんか?
A. 楽天銀行がなくても楽天証券は利用できます。ただし、楽天銀行と連携する「マネーブリッジ」を設定すると、楽天証券での売買時に資金が不足した際の自動入金や、出金がスムーズになるなど利便性が大きく向上します。さらに、マネーブリッジ設定によって楽天銀行の普通預金金利が優遇される特典もあるため、楽天証券を使うなら楽天銀行との同時開設を検討する価値があります。
まとめ:こんな方に楽天証券はおすすめ
- ✅ 楽天ポイントをすでに貯めている・活用したい方
- ✅ NISA・積立投資で長期的に資産形成したい方
- ✅ 投資初心者で手数料コストを抑えたい方
- ✅ 日経新聞・投資情報を無料で活用したい方
- ✅ 100円からコツコツ積立を始めたい方
一方、IPO投資をメインにしたい方・外国株を幅広く取引したい方・対面相談を重視する方は、他の証券会社との併用や別の選択肢も検討してください。
楽天証券は約1,200万口座・NISA口座数600万という国内最大級の実績を持つ信頼性の高いネット証券です。手数料コストの低さ・ポイント連携・豊富な情報サービスを総合的に評価すると、投資デビューの1口座目としてバランスが取れた選択肢といえます。
📌 まずは無料で口座開設から始めてみましょう
口座開設・維持費用は一切無料。スマホ完結で最短翌営業日から取引開始できます。
※投資には元本割れのリスクがあります。最新のサービス内容・手数料は必ず公式サイトでご確認ください。