マンガアプリが多すぎて、どれを使えばいいかわからない
スマートフォンでマンガを読もうと思ってアプリを探してみると、数え切れないほどの選択肢が出てきて、どれにすればいいか迷ってしまいますよね。「無料って書いてあるけど、本当に無料なの?」「途中から課金しないと続きが読めないんじゃないの?」という不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、マンガアプリは上手に使えば本当に無料でたくさんのマンガを楽しむことができます。ただし、アプリによって仕組みが違うので、自分に合った使い方を知っておくことが大切です。この記事では、マンガアプリの基本的な仕組みから、どんな人にどのアプリが向いているかまで、丁寧にお伝えしていきます。
マンガアプリの「無料」には2種類ある
まず知っておいていただきたいのが、マンガアプリの「無料」には大きく分けて2つの種類があるという点です。ここを理解しておくだけで、アプリ選びがぐっと楽になります。
①最初から最後まで完全無料で読めるタイプ
広告を見ることで作品を無料で読めるアプリや、出版社が無料公開している作品を集めたアプリがこのタイプです。読んでいる途中に広告が入ることもありますが、お金はかかりません。古い作品の第1巻が丸ごと無料になっていたり、連載中の作品の最初の数話が常時無料だったりするケースが多いです。
②毎日一定量だけ無料で読めるタイプ
こちらは「毎日無料チケット」や「ポイント」の仕組みを使ったアプリです。1日に読める話数に上限があり、それを超えると翌日まで待つか、課金して続きを読むかを選ぶことになります。アプリを毎日起動すると無料チケットがもらえることが多く、じっくり時間をかければ課金ゼロで読み進めることができます。
どちらが良い・悪いということではなく、「今すぐまとめて読みたい」という方には完全無料タイプが向いており、「毎日少しずつ楽しみたい」という方には毎日無料タイプが向いています。自分のライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
主要なマンガアプリの特徴と向いている人
代表的なマンガアプリをいくつかご紹介します。それぞれに個性があるので、自分の好みや目的に合ったものを選んでみてください。
少年・少女マンガを幅広く読みたい人に
大手出版社が運営しているアプリは、やはり安心感があります。集英社が運営する「少年ジャンプ+」は、週刊少年ジャンプの看板作品はもちろん、アプリ限定のオリジナル作品も充実しています。「チェンソーマン」や「SPY×FAMILY」のような人気作もここで連載されていました。毎週更新される作品が多く、マンガ好きの方なら読み応えは十分です。
講談社が運営する「マガポケ(マガジンポケット)」は、週刊少年マガジン系の作品が中心です。「はじめの一歩」や「進撃の巨人」など、長期連載の名作も読めるので、昔ながらの少年マンガが好きな方にはうれしいラインナップです。毎日チケットをもらって読み進めるスタイルで、コツコツ楽しめます。
ジャンルを問わずとにかく多くの作品を読みたい人に
「ピッコマ」や「LINEマンガ」は、国内外のさまざまな出版社の作品を一箇所で読めるプラットフォーム型のアプリです。特にピッコマは韓国発の縦読みマンガ(ウェブトゥーン)も豊富で、「俺だけレベルアップな件」のような話題作を楽しめます。LINEマンガはその名の通りLINEと連携しているため、普段からLINEを使っている方には使いやすい作りになっています。
どちらも毎日無料チケットが配布される仕組みで、焦らずゆっくり読み進めることができます。ただし人気作は待ち時間が長くなることもあるので、気になる作品が見つかったら早めに読み始めることをおすすめします。
古い名作をまとめて読み返したい人に
「めちゃコミック(めちゃコミ)」は、昭和・平成の名作が豊富に揃っているアプリです。懐かしい少女マンガや青年マンガを探しているときに重宝します。基本的には課金コンテンツが多めですが、無料で読める作品も定期的に入れ替わるので、無料枠をうまく活用しながら楽しむことができます。
「ebookjapan」はYahoo!が運営しているサービスで、電子書籍の購入がメインですが、各巻の最初の数話が無料で読めることが多いです。気になる作品をお試しで読んでから購入するかどうか決められるので、「買って失敗した」という経験を減らすことができます。
無料で賢く読むための3つのコツ
マンガアプリを使いこなすうえで、ぜひ覚えておいていただきたいことをお伝えします。
コツ①複数のアプリを組み合わせて使う
1つのアプリだけを使うより、2〜3つのアプリを組み合わせると無料で読める作品の幅がぐっと広がります。例えば、朝はジャンプ+でチケットを消費して、夜はピッコマのチケットを使う、という使い方です。それぞれのアプリで毎日チケットがもらえるので、合計すると1日に読める話数がかなり増えます。
ただし、あまり欲張りすぎてアプリを入れ過ぎると管理が大変になり、ついつい読まないまま放置してしまうことも。まずは2つくらいから始めて、使い勝手を確認してから増やしていくのが無理のないやり方です。
コツ②「待てば無料」の感覚を身につける
マンガアプリの無料チケット制は、「今すぐ続きが読みたい!」という気持ちになると課金したくなってしまう仕組みになっています。これはアプリ側の意図でもあるので、焦りを感じたら少し立ち止まってみてください。
「明日になればまたチケットがもらえる」と思うと、不思議と待てるようになります。特に長編作品を読むときは、毎日少しずつ進める方が長期間楽しめてお得です。紙のマンガを毎週の発売日に楽しみにしていたころの感覚に近いかもしれません。
コツ③キャンペーンや初回特典を見逃さない
マンガアプリでは、新規登録の特典として大量のコインやチケットがもらえることがよくあります。「今だけ〇話無料」というキャンペーンも頻繁に行われています。アプリのトップ画面やお知らせ欄をこまめに確認する習慣をつけると、お得に読める機会を逃しません。
また、アプリ内でランキングやおすすめ欄をチェックするのも大切です。無料公開中の作品が一覧で表示されていることも多く、「こんな作品があったのか」という発見につながります。
課金する場合はどの方法がお得?
「どうしても続きが気になって課金してしまった」という経験がある方もいると思います。どうせ課金するなら少しでもお得に使いたいですよね。
サブスクリプションプラン(定額読み放題)を活用する
一部のアプリでは、月額料金を支払うことで一定数の作品が読み放題になるプランが用意されています。例えばコミックシーモアやBookLive!などは読み放題プランが充実しており、月に何冊も読む方であれば1冊ずつ買うより割安になることがあります。
ただし「読み放題」と言っても全作品が対象ではなく、対象外の作品も多いので、自分が読みたい作品が含まれているかどうかを事前に確認することが大切です。無料お試し期間が設定されているサービスも多いので、まず試してみてから続けるかどうか決めることをおすすめします。
コインやポイントをまとめて購入する
どうしても今すぐ続きを読みたい場合は、アプリ内通貨(コインやポイント)をまとめて購入する方が、1話ずつ課金するより割安になることが多いです。多くのアプリで「まとめ購入するとボーナスポイントがつく」という仕組みが採用されています。少額ずつ課金を繰り返すより、一度まとめて購入して計画的に使う方が結果的にお得です。
アプリを選ぶ前に確認しておきたいこと
いざアプリをダウンロードしようとしたときに、少し立ち止まって確認しておきたいポイントがあります。
自分が読みたいジャンルの作品が揃っているか
当たり前のことのように思えますが、これが一番大切です。どんなに使いやすいアプリでも、読みたい作品がなければ意味がありません。アプリのウェブサイトや、アプリストアの説明文で作品例を確認してから入れるようにしましょう。
特定の作品を読みたい場合は、そのタイトルをそのまま検索すると対応しているアプリが見つかることもあります。「〇〇(作品名) アプリ 無料」と検索してみると、どのアプリで読めるかすぐにわかります。
スマホの容量を確認する
マンガアプリ自体は比較的軽いのですが、マンガの画像データは意外とデータ容量を使います。オフライン(インターネットに繋がっていない状態)でも読めるようにダウンロードすると、スマートフォンの空き容量がなくなることがあります。スマートフォンの容量に余裕がない場合は、ダウンロードせずにオンラインで読むか、読み終わったデータをこまめに削除するようにしましょう。
課金の仕組みをあらかじめ理解しておく
「気づいたら思ったよりたくさん課金していた」という経験をされた方もいると思います。アプリ内課金は操作が簡単な分、使いすぎてしまうリスクがあります。スマートフォンの設定で「アプリ内課金に購入確認を求める」設定をオンにしておくと、誤操作や衝動的な課金を防ぎやすくなります。iPhoneならSettings(設定)→スクリーンタイムから、Androidなら各アプリストアの設定から変更できます。
迷ったらまず試してみることが大切
マンガアプリは基本的にダウンロード自体は無料なので、気になるアプリは実際に試してみるのが一番です。使ってみて「自分には合わないな」と思ったら、アプリを削除すれば費用はかかりません。
最初から完璧なアプリを見つけようと考えすぎず、まずは興味が持てる作品が1つでもあれば入れてみる、という気軽なスタンスで始めてみてください。使いながら自分の好みに合ったアプリが自然と見えてきます。
マンガは「読みたいときに読みたい作品を楽しむ」のが一番です。せっかくスマートフォンという便利なツールがあるのですから、上手に活用して、たくさんの作品と出会っていただけたら嬉しいです。お気に入りの一作が見つかることを願っています。
Photo by Summer Chan on Unsplash