子どもの教育について考えるようになると、必ず目に入るのが「こどもちゃれんじ」ですよね。テレビコマーシャルもよく見かけますし、周りのママ友が使っているという話も聞きます。でも実際のところ、本当に子どもの成長に役立つのか、費用に見合う価値があるのか、疑問に思う方も多いと思います。
私自身、上の子の時代から何度も入会を検討し、実際に利用してみた経験があります。その中で感じたメリット・デメリット、そして「こういう家庭には向いている」という具体的なポイントをお話しします。
こどもちゃれんじって、正直どんな通信教育なの?
まず、こどもちゃれんじがどういう教材なのかを整理しておきましょう。これは株式会社ベネッセが提供する通信教育で、0歳から6歳までを対象とした「こどもちゃれんじ」と、小学生向けの「進研ゼミ小学講座」があります。
何が特徴かというと、毎月テキストだけではなく、知育玩具や実験教材といった物理的な教材が届くという点です。これが実は、子どもたちの反応をがらりと変える大きなポイントなんです。
さらに、年齢に応じた発達段階に合わせたカリキュラムが組まれており、親向けの情報誌も一緒に届きます。つまり、子どもが学ぶだけではなく、親も子育てのポイントを学べる設計になっているわけです。
実際に利用してみて感じたメリット
子どもの食いつきが違う——おもちゃが一緒に届く効果
一番衝撃を受けたのは、子どもの食いつきの良さです。通常の通信教育って、テキストが届くだけですよね。でもこどもちゃれんじは、毎月何らかのおもちゃや教材が一緒に付いてくるんです。
これが本当に大事で、新しい教材が届いた日は、子どもたちが自分からやりたくなるんです。「やりなさい」と言わなくても、興味を持って取り組む。これは親の心理的負担をかなり減らしてくれました。
次女の時は、「しまじろう」というキャラクターが大好きになって、毎月の教材を心待ちにしていました。親としても、子どもが自発的に学習に向き合う姿勢が見られるのは、本当に嬉しいものです。
発達段階に合わせた学習内容——親の迷いが減る
子育てをしていると、「今この時期、何をしてあげるといいんだろう?」という迷いが常にあります。トイレトレーニングをいつ始めるのか、どうやって数字を教えるのか、文字学習はいつから?こういった悩みって尽きないんです。
こどもちゃれんじはこの点で、親向けの情報誌が毎月付いてくるので、子どもの発達段階に合わせた働きかけのヒントが得られます。発達心理学に基づいたアプローチなので、「これは今の子どもに必要なんだ」という納得感を持って取り組めるんです。
実は、この親向けの情報が、教材そのもの以上に価値があると私は感じています。
良質な教材が定額で手に入る——購入するより安い
知育玩具って、子どもの成長に良いと分かっていても、一個いくらするんだろう…と思いますよね。ほしい教材をすべて買い揃えようとすると、かなりの出費になります。
その点、こどもちゃれんじは月額2,000円台で、その月に必要な教材がセットで届きます。木製のパズルや数字遊び、生活習慣を学ぶ教材など、どれも教育的価値があるものばかりです。
上の子の時に実際に計算してみたのですが、個別に購入するのと比べると、圧倒的にお得なんです。
でも、正直なところ……デメリットもあります
段々と物が増えていく問題
これは本当に切実です。我が家でも何度も悩みました。毎月おもちゃが届くので、部屋に物がどんどん増えていくんです。
管理できる量なら大丈夫なんですが、複数の子どもが受講していたり、兄弟でおもちゃが重複してしまったりすると、かなりの場所をとります。我が家はこの問題で、下の子の途中で一度退会しました。
物を大切にする子どもに育てたいと考えている家庭では、この点について事前に考えておく必要があります。
子どもが興味を示さないこともある
メリットとして「食いつきが良い」と言いましたが、これは子どもの性格によります。我が家の上の子は大喜びでしたが、下の子はそこまで興味を示さないタイプでした。
1年間払っているのに、子どもがほとんどやらないというケースも実際にあります。この場合、教材としての価値は半減してしまいます。
タブレット講座はちょっと微妙
小学講座にはタブレット学習のオプションもあります。確かに子どもは画面に夢中になりますが、親としては「画面を見せすぎていないか」という不安が常にありました。
実際に利用した時は、テキストとの併用になるので、結果的には学習時間が増えるというメリットはありますが、その代わり目や姿勢への影響が気になります。
こどもちゃれんじに向いている家庭、向いていない家庭
向いている家庭はこういうタイプ
子どもが新しい教材が届くことで自発的に学習に向き合えるタイプなら、こどもちゃれんじは本当に活躍します。特に、兄弟姉妹がいる家庭で、親がすべての学習に付きっきりになれない状況では、子どもが自分から取り組んでくれるというのは親の大きな助けになります。
また、子育ての知識を体系的に学びたい、子どもの成長段階について専門的な情報がほしいというママが多い家庭でも、親向けの情報誌の価値は大きいです。
さらに、物を大切にする環境が整っていて、子どもが遊んだおもちゃを適切に整理・保管できるご家庭なら、教材として存分に活用できるでしょう。
向いていない家庭もある
逆に、子どもがあまり新しい物に興味を示さないタイプなら、月々の費用を無駄にしてしまう可能性があります。この場合は、単発の教材を購入する方が効率的かもしれません。
また、お部屋が限られていて、物を増やしたくないというご家庭では、毎月のおもちゃ到着がストレスになることもあります。物が多いと感じている家庭では、デジタル教材だけの利用や、他の通信教育を検討した方が良いかもしれません。
実際のところ、月いくらかかる?
幼児向けの「こどもちゃれんじ」は月額2,000円から3,000円程度で、年間払いにするとさらに割引がになります。小学講座は学年が上がると月額3,500円から5,000円程度になります。
ただし、キャンペーン時期に入会すると割引や特典がありますし、月々払いよりも年間払いが断然お得です。
こどもちゃれんじを使いこなすコツ
届いた教材は親も一緒に見てあげる
ここが本当に大事です。教材が届いて、子どもに渡して終わりではなく、親が一緒に見てあげることで、学習効果が全然変わります。
ぱっと見て「これはこうやって使うんだな」と理解して、子どもが困った時にサッとサポートできる。子どもが「なぜ?」と聞いてくる時間を大切にする。こういった親の関わり方が、教材を活かすポイントです。
親向けの情報誌も読んでみる
毎月付いてくる親向けの情報誌は、実は本当に充実しています。子どもの発達段階、この時期に大切なこと、親としての接し方など、子育ての悩みに直結した内容が書かれています。
教材だけを見るのではなく、親自身の学びにも時間を割くことで、より充実した子育てができるようになります。
不要な教材は潔く手放す
子どもが食いつかなかった教材や、成長とともに遊ばなくなったおもちゃは、フリマアプリで売ったり、親戚に譲ったりして、スペースを確保することも大切です。
新しい教材が届く度に物が増えていくので、定期的な整理整頓が必須になります。
入会前に確認しておくべきこと
無料の資料請求をすると、その月の教材のサンプルが見られます。実際に子どもがどんな反応を示すのかを見てから入会を決めても大丈夫です。
また、こどもちゃれんじには返金保証のような制度もあります。入会後に合わないと感じたら、早めに退会できるので、まずは試してみるくらいの気持ちで始めるのも良いでしょう。
子育ての段階によって必要な支援も変わってきます。今は必要なくても、後で必要になることもありますし、その逆もありえます。柔軟に考えることが大切です。
結局、こどもちゃれんじは必要なのか
ここまでいろいろ話してきた中で、結論としてお伝えしたいのは、「家庭によって答えは違う」ということです。
子どもの性格、兄弟の有無、物を管理できる環境、親が子育てについて学びたいという意欲、こういった多くの要素によって、こどもちゃれんじの価値は大きく変わります。
私の経験では、上の子には本当に合っていて、学習習慣をつけるのに大いに役立ちました。下の子には物の多さが問題になったので、途中で退会しました。同じ親から生まれた兄弟姉妹でも、必要性が異なるんです。
もし今、こどもちゃれんじについて悩んでいるなら、まずは無料の資料請求をして、教材のサンプルを子どもに見せてあげてください。そこでの子どもの反応を見れば、かなり判断しやすくなると思いますよ。
あとは、「完璧な子育てを目指す」のではなく、「今のわが家に何が必要なのか」を素直に考えることです。子育ては長い道のりですから、時間をかけて判断しても大丈夫。子どもの成長を見ながら、柔軟に選択肢を変えていく、そくらいの気持ちで向き合うのが、親としても子どもにとっても、きっと一番良いと思います。
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