保育士の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「発達・愛着・社会性」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。

この記事では、保育士でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。

保育士合格は「用語の理解」から始まる

保育士の試験では、用語や制度の意味を正しく理解しているかが問われます。定義をあいまいに覚えていると、ひっかけの選択肢に引っかかりやすくなります。

まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。

保育士の頻出用語30選(分野別まとめ)

子どもの発達と心理

  • 発達:体や心が成長し、より完全で高度な機能を身につけていくプロセス。
  • 愛着(あいちゃく):乳幼児が保護者と形成する情緒的な結びつきで、心の発達基盤となる。
  • 社会性:他者とかかわり、協力し、生活習慣を自立させるための基礎的な力。
  • 原始反射(げんしはんしゃ):新生児に生まれつき備わっている、吸啜反射や把握反射などの反射。
  • 吸啜反射(きゅうてつはんしゃ):口に入ったものに吸いつこうとする新生児の本能的な反射。
  • モロー反射:大きな音や姿勢の変化に対して両腕を広げて抱きつく乳児の反射。
  • 二語文(にごぶん):単語を二つ並べて表現する言語発達段階。
  • ずりばい:お腹を床につけたまま腕で前進する、はいはい前の運動発達段階。
  • つかまり立ち:赤ちゃんが何かに掴まって立ち上がる、歩行発達の重要な段階。
  • パラシュート反応:体を前に傾けると両腕を前に出して支えようとする乳児の反応。

保育内容・方法

  • 保育所保育指針:全国の認可保育所が遵守する基本原則で、保育の目標や方法を定める。
  • ごっこ遊び:見立てによって役になりきり、イメージを膨らませて楽しむ想像遊び。
  • 一人遊び:子どもが一人で取り組む遊びで、集中力や自立心を育てる。
  • 探索活動(たんさくかつどう):子どもが好奇心から自ら周りの環境にかかわり試す活動。
  • 異年齢保育(いねんれいほいく):異なる年齢の子どもを同じグループで保育し、相互の学びを促す方法。
  • 散歩:季節や天候に応じて地域の自然に触れ、園生活に生かす日常的な保育。
  • リトミック:リズムと身体の動きで音楽性と表現力を育むスイス発祥の音楽教育法。
  • わらべ歌:子どもの間で自然に生まれ歌い継がれてきた伝承的な遊戯歌。
  • 情操教育(じょうそうきょういく):真理・道徳・芸術を愛する豊かな感情の発達を促す教育。

健康・安全・食育

  • 咀嚼(そしゃく):食べ物をよく噛むことで、消化と発達に必要な活動。
  • トイレトレーニング:排泄の自立を目指し、トイレで排泄できるよう習慣づける保育。
  • 乳児保育(にゅうじほいく):0歳児から2歳頃を対象に、安心と生活リズムを重視する保育。
  • 母乳(ぼにゅう):乳児に最適な栄養を含み、消化吸収が良く免疫物質を備えた授乳。
  • 混合栄養(こんごうえいよう):母乳と人工乳をあわせて乳児に栄養を与える授乳方法。
  • アレルギー除去食:食物アレルギーのある子どもへ、反応を起こす食材を除いて提供する食事。
  • 感染症(かんせんしょう):細菌やウイルスが体内に侵入して引き起こされる疾患。
  • 経口感染(けいこうかんせん):病原体を含む食べ物や飲み物を口から摂取して感染すること。
  • 窒息・誤飲(ちっそく・ごいん):食べ物や異物が気道に詰まったり飲み込まれたりする乳幼児期に多い危険。
  • うつぶせ寝:乳児をうつぶせ姿勢で寝かせること。乳幼児突然死症候群との関連が指摘される。

障がい児保育

  • インクルーシブ保育:障がいの有無にかかわらず、すべての子どもが同じ場で個別支援を受けて育つ保育。

保育士の用語が覚えられないときの3つのコツ

  1. 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
  2. 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
  3. 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。

とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。

なぜ保育士の用語暗記に「アプリ」が効くのか

保育士に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。

人は覚えた用語をすぐ忘れる

心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。

「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする

分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。

スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」

単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。保育士をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの保育士カード画面イメージ。用語の意味を〇×で判定する
用語と意味が表示され、合っていたら「〇」、違ったら「×」をタップ(またはスワイプ)するだけ

単語なうの3つの特長

  • ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
    カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。
  • ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
    「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。
  • ③ 保育士・TOEIC・英検など資格別に収録
    いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。

保育士学習にどう役立つ?

保育士の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。

「単語なう」で得をするのはこんな人

単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。

  • 働きながら独学で保育士を目指す社会人
    平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。
  • 家事や育児の合間に勉強したい人
    一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。
  • 参考書だと三日坊主になりがちな人
    〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。
  • 通学・通勤時間が長い学生や受験生
    毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。
  • 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
    間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。

逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。

暗記アプリ「単語なう」をApp Storeで無料ダウンロード

iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。

用語を使った保育士学習の進め方

  1. まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
  2. アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
  3. 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
  4. 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。

よくある質問

保育士の用語はどのくらい覚えればいい?

まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。

アプリと参考書、どちらで勉強すべき?

両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。

まとめ

保育士合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。