FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「キャッシュフロー表・顧客利益の優先・アカウンタビリティ」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。
この記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。
FP(ファイナンシャルプランナー)合格は「用語の理解」から始まる
FP技能検定は学科と実技に分かれ、6つの分野(ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継)から幅広く出題されます。各分野の基本用語を押さえることが得点の土台になります。
まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。
FP(ファイナンシャルプランナー)の頻出用語30選(分野別まとめ)
ライフプランニング基礎
- キャッシュフロー表:ライフイベントと収支から、将来の貯蓄残高の推移を予想した表。
- 顧客利益の優先:FPが自身の利益よりも顧客の利益を最優先して業務を行う原則。
- アカウンタビリティ:FPが顧客に対し、プランニング内容を理解できるよう十分に説明する責務。
年金・社会保険
- 学生納付特例制度:学生で所得が一定以下なら、申請により在学中の年金保険料納付が猶予される制度。
- 任意加入制度(にんいかにゅうせいど):60歳以降でも、受給資格要件を満たすまで国民年金に任意で加入できる制度。
- 死亡一時金:国民年金加入者が年金を受け取らずに死亡した場合、遺族に支給される一定額。
- 傷病手当金:病気やケガで会社を休んだ際、被保険者の生活を保障するために支給される給付金。
- 出産育児一時金:被保険者が出産したとき、1児につき50万円が支給される健康保険の給付。
- 高額療養費:同一月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、超過分が払い戻される制度。
- 埋葬料:被保険者が死亡した場合、埋葬を行う人に支給される5万円の給付金。
保険
- 医療保険:病気やケガで入院・手術したときに給付金を受け取る保険。定期型と終身型がある。
- クーリング・オフ制度:保険契約の申込から一定期間内なら、書面により申込や契約を撤回・解除できる制度。
- 生存給付金付定期保険:保険期間中の死亡時に保険金を受け取れ、生存時にも定期的に給付金を受け取れる保険。
- 中途増額制度:加入済みの生命保険に特約を上乗せして、保険期間中に保険金額を増やす制度。
- 払済保険(はらいすみほけん):保険料払込を中止し、解約返戻金を元に保険金額を減額した保険に変更する制度。
- 保険事故:保険会社が保険金や給付金の支払い義務が生じる出来事。
- 個人賠償責任保険:日常生活の偶然な事故で他人にケガさせたり物を壊したりした場合の賠償責任を補償。
- リスク細分型自動車保険:性別・年齢・地域など属性に基づいて保険料を算定し、低リスク者に安い保険料を適用。
投資・金融商品
- ドル・コスト平均法:価格変動する商品に定期的に一定金額投資し、平均買付単価を低下させる投資手法。
- 応募者利回り:新発債を購入し償還期限まで保有した場合に得られる利回り。
- 所有期間利回り:債券を途中で売却した場合に得られる利回り。
- 表面利率(ひょうめんりりつ):債券の額面金額に対して毎年受け取る利息の割合。クーポンレートとも言う。
- 配当性向:税引後純利益のうち、配当金として支払われる割合。
- 景気ウォッチャー調査:内閣府が景気に敏感な職業の人から生活実感としての景況感を把握する調査。
税務
- 簡易課税制度:課税売上高5千万円以下の事業者が選択でき、売上高から消費税額を計算する制度。
- 損金不算入:会計上は費用だが、法人税法上は損金として認められない支出。
- 財形住宅貯蓄(ざいけいじゅうたくちょちく):住宅取得などを目的とした給与天引き貯蓄制度。
不動産・相続
- 自筆証書遺言:遺言者が全文・日付・氏名を自書し押印する遺言。財産目録はパソコン記載も可。
- 相続廃除(そうぞくはいじょ):被相続人が家庭裁判所に請求し、虐待や非行のある推定相続人の相続権を失わせること。
- 協議分割:遺言指定がない場合、相続人全員で話し合い合意により遺産を分割すること。
FP(ファイナンシャルプランナー)の用語が覚えられないときの3つのコツ
- 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
- 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
- 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。
とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。
なぜFP(ファイナンシャルプランナー)の用語暗記に「アプリ」が効くのか
FP(ファイナンシャルプランナー)に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。
人は覚えた用語をすぐ忘れる
心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。
「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする
分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。
スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」
単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。FP(ファイナンシャルプランナー)をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの3つの特長
- ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。 - ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。 - ③ FP(ファイナンシャルプランナー)・TOEIC・英検など資格別に収録
いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。
FP(ファイナンシャルプランナー)学習にどう役立つ?
FP(ファイナンシャルプランナー)の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。
「単語なう」で得をするのはこんな人
単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。
- 働きながら独学でFP(ファイナンシャルプランナー)を目指す社会人
平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。 - 家事や育児の合間に勉強したい人
一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。 - 参考書だと三日坊主になりがちな人
〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。 - 通学・通勤時間が長い学生や受験生
毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。 - 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。
逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。
iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。
用語を使ったFP(ファイナンシャルプランナー)学習の進め方
- まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
- アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
- 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
- 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。
よくある質問
FP(ファイナンシャルプランナー)の用語はどのくらい覚えればいい?
まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。
アプリと参考書、どちらで勉強すべき?
両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。
まとめ
FP(ファイナンシャルプランナー)合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。
