行政書士の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「憲法・国会・内閣総理大臣」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。
この記事では、行政書士でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。
行政書士合格は「用語の理解」から始まる
行政書士の試験では、用語や制度の意味を正しく理解しているかが問われます。定義をあいまいに覚えていると、ひっかけの選択肢に引っかかりやすくなります。
まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。
行政書士の頻出用語30選(分野別まとめ)
憲法・地方自治
- 憲法:国家の基本的統治構造と国民の権利義務を定める最高法規
- 国会:国民によって選出された議員で構成される国の立法機関
- 内閣総理大臣:国会議員の中から国会の議決で指名され、天皇が任命する内閣の首長
- 最高裁判所:司法権を行使する裁判所の最高機関
- 地方自治法:地方公共団体に関する基本的事項を定めた憲法と同日施行の法律
- 地方公共団体の長:都道府県知事や市町村長で、住民の直接選挙で選任される
- 議会:地方公共団体の議事機関として法律に基づき設置される合議制機関
- 住民:地方公共団体の区域内に住所を有する者
- 自治事務:法定受託事務以外の事務で、地方公共団体が自主的に処理する事務
- 条例:地方公共団体が自治権に基づいて制定する自主的な法規
- 規則:地方公共団体の長が、その権限に属する事務に関して制定する下位法規
行政法
- 行政手続法:行政と国民・企業との間の行政手続に関する統一的なルールを定める基本法
- 行政事件訴訟法:行政事件訴訟の手続きを定めた基本法
- 申請に対する処分(しんせいにたいするしょぶん):許可申請や認可申請などの申請の処理方法を定める行政行為
- 審査請求:処分庁以外の行政庁に対してする不服申立て
- 裁決(さいけつ):審査請求や再審査請求に対して審査庁が下す判断行為
- 取消訴訟:行政処分や裁決の取消しを求める抗告訴訟
- 自力執行力:行政庁が裁判所の執行名義なく、自力で行政行為を強制できる権能
- 確認:特定の事実や法律関係の存否について公権力で確定する行為
- 不当:違法とはいえないが、運用や結果が相手方にとって好ましくない状態
民法・契約法
- 契約:相対立する2個以上の意思表示が合致することで成立する法律行為
- 委任:事務処理を委託し、相手方が承諾することで成立する諾成契約
- 売買:売主が財産権を移転し、買主が代金を支払うことを約する双務契約
- 不法行為:故意または過失によって他人に損害を与える違法行為
- 過失:必要とされる注意義務を怠った不注意の状態
- 無効:要件を欠くために成立した法律行為が効力を生じないこと
会社法
- 法人:自然人以外で法律が権利能力を与えた権利義務の主体
- 会社:商行為を業とする目的で設立された営利社団法人
- 株式会社:株式引受価額を限度とする有限責任の株主からなる会社形態
- 定款(ていかん):会社の目的・名称・事務所・資産・役員に関する基本規定
行政書士の用語が覚えられないときの3つのコツ
- 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
- 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
- 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。
とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。
なぜ行政書士の用語暗記に「アプリ」が効くのか
行政書士に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。
人は覚えた用語をすぐ忘れる
心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。
「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする
分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。
スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」
単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。行政書士をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの3つの特長
- ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。 - ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。 - ③ 行政書士・TOEIC・英検など資格別に収録
いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。
行政書士学習にどう役立つ?
行政書士の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。
「単語なう」で得をするのはこんな人
単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。
- 働きながら独学で行政書士を目指す社会人
平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。 - 家事や育児の合間に勉強したい人
一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。 - 参考書だと三日坊主になりがちな人
〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。 - 通学・通勤時間が長い学生や受験生
毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。 - 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。
逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。
iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。
用語を使った行政書士学習の進め方
- まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
- アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
- 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
- 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。
よくある質問
行政書士の用語はどのくらい覚えればいい?
まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。
アプリと参考書、どちらで勉強すべき?
両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。
まとめ
行政書士合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。
