公務員試験(教養)の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「思想及び良心の自由・法の下の平等・請願権」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。

この記事では、公務員試験(教養)でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。

公務員試験(教養)合格は「用語の理解」から始まる

公務員試験(教養)の試験では、用語や制度の意味を正しく理解しているかが問われます。定義をあいまいに覚えていると、ひっかけの選択肢に引っかかりやすくなります。

まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。

公務員試験(教養)の頻出用語30選(分野別まとめ)

憲法・人権

  • 思想及び良心の自由:個人の内面的な信念や思想が不当に制限されない、憲法で保障された基本的人権。
  • 法の下の平等:すべての国民が人種や性別などで差別されず、平等な扱いを受ける原則。
  • 請願権:国や地方公共団体に対して、意見や要望を提出できる国民の憲法上の権利。
  • 近代憲法:国民主権と基本的人権を明文化した、近代国家の統治原則を定める成文法。
  • 民定憲法:主権者である国民自身が制定した、国民の意思に基づく憲法の形態。
  • 家永教科書訴訟(いえながきょうかしょそしょう):教科書検定が学問の自由や言論の自由を侵害するかが争われた重要な裁判。

政治・国会

  • 特別国会:衆議院総選挙後に開かれる国会で、内閣総理大臣の指名を主な議事とする。
  • 共和党:アメリカの二大政党の一つで、小さな政府や保守的価値観を支持基盤とする政党。
  • 二大政党制:2つの有力政党が主導権を争い、選挙結果によって一方が政権を担う政治体制。
  • 行政の民主化:国民と議会による行政への監視と参加を強化し、官僚主導を改める流れ。
  • 個別訪問の禁止:選挙活動において、候補者が有権者を直接訪問して支持を求める行為の禁止。

法律

  • 検察審査会:検察の不起訴処分を一般市民が審査し、必要に応じて起訴を促す制度。
  • 冤罪(えんざい):捜査や裁判の誤りによって、無実の人が有罪と判定されること。
  • 民事訴訟法:当事者間の民事トラブルを裁判所で解決する際の手続きを定める法律。
  • 特定商取引法:訪問販売や通信販売など特定の取引形態における消費者保護を目的とした法律。
  • 労働三法:労働組合法、労働基準法、労働関係調整法から成る日本の労働法制の基本。

国際関係

  • 自衛隊:1954年に創設され、防衛や災害派遣などを担当する日本の実質的な軍事組織。
  • ロシア革命:1917年に起きた革命で、世界初の社会主義国家ソビエト連邦を樹立した事件。
  • キューバ危機:1962年にソ連のミサイル配備を巡って米ソが核戦争寸前まで対立した国際危機。
  • タンバートン・オークス会議:1944年に米英中ソが協議し、国際連合の骨格を決定した歴史的な国際会議。
  • イスラーム法:コーランなどに基づき、イスラーム社会の生活規範を定める伝統的な法体系。

経済

  • 資本主義:私的所有と利潤追求を基本とし、市場経済によって成り立つ経済体制。
  • 資本論:マルクスが著した経済書で、資本主義分析と剰余価値理論を展開した著作。
  • GNP:自国民が国内外で生み出した所得の合計を表す国際比較用の経済指標。
  • 短観(たんかん):日本銀行が実施する全国企業短期経済観測調査で、企業の景況感を測る統計。
  • 設備投資:企業が生産設備の更新や拡充のために行う資金投下のこと。
  • 金融ビッグバン:1990年代以降に日本で進められた金融規制緩和と市場改革を総称した取り組み。
  • 国税:国民が納める税金のうち、主に国家の歳入となる税金の総称。

社会・福祉

  • ナショナル・ミニマム:すべての国民に保障される最低限度の生活水準を定める国家基準。
  • 消費生活センター:消費者の苦情や相談に対応し、消費生活を守る目的の公的機関。

公務員試験(教養)の用語が覚えられないときの3つのコツ

  1. 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
  2. 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
  3. 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。

とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。

なぜ公務員試験(教養)の用語暗記に「アプリ」が効くのか

公務員試験(教養)に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。

人は覚えた用語をすぐ忘れる

心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。

「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする

分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。

スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」

単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。公務員試験(教養)をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの公務員試験(教養)カード画面イメージ。用語の意味を〇×で判定する
用語と意味が表示され、合っていたら「〇」、違ったら「×」をタップ(またはスワイプ)するだけ

単語なうの3つの特長

  • ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
    カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。
  • ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
    「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。
  • ③ 公務員試験(教養)・TOEIC・英検など資格別に収録
    いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。

公務員試験(教養)学習にどう役立つ?

公務員試験(教養)の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。

「単語なう」で得をするのはこんな人

単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。

  • 働きながら独学で公務員試験(教養)を目指す社会人
    平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。
  • 家事や育児の合間に勉強したい人
    一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。
  • 参考書だと三日坊主になりがちな人
    〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。
  • 通学・通勤時間が長い学生や受験生
    毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。
  • 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
    間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。

逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。

暗記アプリ「単語なう」をApp Storeで無料ダウンロード

iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。

用語を使った公務員試験(教養)学習の進め方

  1. まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
  2. アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
  3. 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
  4. 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。

よくある質問

公務員試験(教養)の用語はどのくらい覚えればいい?

まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。

アプリと参考書、どちらで勉強すべき?

両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。

まとめ

公務員試験(教養)合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。