証券外務員の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「株価・株券・株券電子化」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。

この記事では、証券外務員でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。

証券外務員合格は「用語の理解」から始まる

証券外務員の試験では、用語や制度の意味を正しく理解しているかが問われます。定義をあいまいに覚えていると、ひっかけの選択肢に引っかかりやすくなります。

まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。

証券外務員の頻出用語30選(分野別まとめ)

株式投資の基礎

  • 株価:株式の値段であり、買い手と売り手の需給関係によって決定される。
  • 株券:株式を保有していることを証明する有価証券であり、現在は電子データでの記録が主流。
  • 株券電子化:2009年から株券の紙形式を廃止し、証券口座の電子記録により株主を認定する制度。
  • EPS:当期純利益を発行済み株式数で割った、1株当たりの利益を示す指標。
  • 株主の権利:株主が株式会社に対して持つ権利で、権利確定日までに取引が成立すると獲得できる。
  • 議決権:株主が会社の経営方針などについて決議する権利で、通常1単元株につき1つ与えられる。
  • 大株主:企業の株式を大量保有している法人または個人の株主で、保有比率が高い立場にある。
  • 株式分割:1株を複数に分割して発行済み株式数を増やす方法で、理論上は株価は分割数分の1になる。
  • 株式累積投資:選択した銘柄を毎月一定金額分購入する取引方法で、月々1万円から始められる少額投資。
  • 空売り(からうり):信用取引で、現在所有していない株を先に売り、後から買って完成させる取引。
  • 景気循環株:紙パルプ・化学・鉄鋼など景気変動に大きく左右される企業の株式。
  • インサイダー取引:上場企業の内部者が未公開の重要情報に基づいて、その企業株を公表前に売買する違法行為。
  • 株主還元:企業が営業利益を株主に還元することで、増配や株式分割という方法がある。
  • 株主資本配当率:株主が年間に受け取る配当金を株主資本で割った指標で、投資元手に対する還元率を示す。

債券・金利

  • 赤字国債(あかじこくさい):国の一般会計の赤字を補うために発行される国債で、特例国債とも呼ばれる。
  • 金利リスク:債券の市場価格が金利変動により上下する危険性で、金利変動リスクとも言われる。
  • アセットスワップ:保有する債券の金利や通貨を交換して運用利回りを向上させるスワップ取引。
  • 基準割引率および基準貸付利率(きじゅんわりびきりつおよびきじゅんかしつけりりつ):中央銀行が民間金融機関に貸し出す際に適用する基準金利。
  • キャッシュフロー:資金の流れで、流入をキャッシュインフロー、流出をキャッシュアウトフローと呼ぶ。

投資信託

  • オープンエンド型投資信託:投資家が好きなタイミングで自由に換金・解約できるタイプの投資信託。
  • クローズドエンド型投資信託:発行者が買い戻しを保証しない投資信託で、原則的に解約や買い戻しを認めない。
  • インデックス運用:日経平均やTOPIXなどの指標に連動するよう運用するパッシブな投資方法。
  • エコファンド:環境配慮企業を中心に投資する投資信託で、環境問題への取り組みを重視して銘柄選定する。
  • 会社型投資信託:投資目的で設立した法人の投資証券を購入し、その収益分配を受ける投資信託。
  • グローバル・マクロ運用:各国の経済・政情を分析し、通貨・株式・債券などに投資する大規模ヘッジファンドの手法。

リスク管理

  • インフレリスク:物価上昇により金融商品の実質価値が低減される危険性。
  • 為替ヘッジ(がわせへっじ):外貨建て金融商品の為替変動リスクを回避する方法。
  • 外国為替先物予約(がいこくかわせせんぶつよやく):将来の一定時期に定めた価格で外国通貨を売買することで為替リスクを回避する。

企業再編・資本政策

  • 株式移転:既存の株式会社が新規親会社を設立し、全株式をそこに移転して完全子会社化する企業再編。
  • 株式交換:対象企業を100%子会社化するため、全株式を取得して完全親子関係を構築する企業再編手法。

証券外務員の用語が覚えられないときの3つのコツ

  1. 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
  2. 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
  3. 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。

とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。

なぜ証券外務員の用語暗記に「アプリ」が効くのか

証券外務員に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。

人は覚えた用語をすぐ忘れる

心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。

「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする

分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。

スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」

単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。証券外務員をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの証券外務員カード画面イメージ。用語の意味を〇×で判定する
用語と意味が表示され、合っていたら「〇」、違ったら「×」をタップ(またはスワイプ)するだけ

単語なうの3つの特長

  • ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
    カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。
  • ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
    「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。
  • ③ 証券外務員・TOEIC・英検など資格別に収録
    いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。

証券外務員学習にどう役立つ?

証券外務員の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。

「単語なう」で得をするのはこんな人

単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。

  • 働きながら独学で証券外務員を目指す社会人
    平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。
  • 家事や育児の合間に勉強したい人
    一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。
  • 参考書だと三日坊主になりがちな人
    〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。
  • 通学・通勤時間が長い学生や受験生
    毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。
  • 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
    間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。

逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。

暗記アプリ「単語なう」をApp Storeで無料ダウンロード

iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。

用語を使った証券外務員学習の進め方

  1. まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
  2. アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
  3. 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
  4. 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。

よくある質問

証券外務員の用語はどのくらい覚えればいい?

まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。

アプリと参考書、どちらで勉強すべき?

両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。

まとめ

証券外務員合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。