銀行業務検定の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「預金・定期預金・譲渡性預金」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。

この記事では、銀行業務検定でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。

銀行業務検定合格は「用語の理解」から始まる

銀行業務検定の試験では、用語や制度の意味を正しく理解しているかが問われます。定義をあいまいに覚えていると、ひっかけの選択肢に引っかかりやすくなります。

まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。

銀行業務検定の頻出用語30選(分野別まとめ)

預金・決済

  • 預金:顧客が金融機関に金銭を預け入れ、機関がその返還を約する契約形態です。
  • 定期預金:預入期間を事前に定め、満期まで原則払戻しできない預金で普通預金より高金利が適用されます。
  • 譲渡性預金(じょうとせいよきん):大口定期性預金で第三者へ譲渡でき、市場で売買される有価証券です。
  • 預金保険制度:金融機関破綻時に預金者を保護する制度で、預金保険機構が一定額までを補償します。
  • 手形:一定金額の支払いを約束または委託する有価証券で、約束手形と為替手形があります。
  • 線引小切手(せんびきこぎって):表面に平行線を引き支払先を限定した小切手で、不正取得を防止します。
  • 内国為替(ないこくかわせ):国内の金融機関相互間で行われる送金・取立等の資金決済制度です。
  • 日銀ネット:日本銀行が運営する金融機関の当座預金決済や国債決済を処理するオンラインシステムです。
  • 口座振替(こうざふりかえ):公共料金やローン返済等を預金口座から自動的に引き落として支払う仕組みです。

融資・担保

  • 融資:金融機関が顧客に資金を貸し付けることで、証書貸付や手形貸付などの形態があります。
  • 極度額(きょくどがく):根抵当権や当座貸越などで担保・貸越の上限として定める金額です。
  • 抵当権(ていとうけん):債務担保のため不動産を供し、不履行時に競売で優先弁済を受ける権利です。
  • 譲渡担保(じょうとたんぽ):担保目的物の所有権を形式上債権者に移転し、弁済により返還する非典型担保です。
  • 物上保証人(ぶつじょうほしょうにん):他人の債務のため自己の財産に担保を設定した者で、債務自体は負いません。

債権管理

  • 期限の利益(きげんのりえき):弁済期まで履行を猶予される債務者の利益で、喪失すると即時返済義務が生じます。
  • 検索の抗弁権(けんさくのこうべんけん):保証人が主債務者の弁済資力を示し、まずその財産への執行を求められる権利です。
  • 求償権(きゅうしょうけん):代位弁済等を行った者が、本来の債務者に支払額の返還を請求できる権利です。
  • 債権者代位権(さいけんしゃだいいけん):債務者が権利を行使しない場合に、債権者が債権保全のため代わって行使できる権利です。
  • 消滅時効(しょうめつじこう):権利を行使しないまま一定期間経過すると権利が消滅する制度です。
  • 弁済供託(べんさいきょうたく):債権者が受領を拒む場合に、弁済目的物を供託所に預けて債務を免れる制度です。
  • 保証債務(ほしょうさいむ):主たる債務に従い、その履行を担保するために保証人が負う債務です。

相続・後見

  • 相続預金(そうぞくよきん):被相続人が遺した預金で、相続人全員の同意により払戻しや名義変更が行われます。
  • 限定承認(げんていしょうにん):相続財産の範囲内でのみ被相続人の債務を弁済することを条件に相続を承認することです。
  • 成年後見人(せいねんこうけんにん):家庭裁判所が選任し、判断能力が不十分な本人の財産管理や法律行為を行う者です。

投資・コンプライアンス

  • 適合性の原則(てきごうせいのげんそく):顧客の知識・経験・財産・投資目的に照らして不適当な勧誘をしてはならない原則です。
  • 目論見書(もくろみしょ):投資信託や有価証券の内容・リスク等を記載し、販売時に投資家へ交付する書類です。
  • 犯罪収益移転防止法(はんざいしゅうえきいてんぼうしほう):マネーロンダリングやテロ資金供与防止のため、事業者に取引時確認等を義務付ける法律です。
  • NISA:一定の投資額までの運用益が非課税となる少額投資非課税制度です。

企業財務・税務

  • 財務分析:企業の財務諸表から収益性・安全性・成長性等を評価する分析で、融資審査で重視されます。
  • 自己資本比率(じこしほんひりつ):総資産に占める自己資本の割合で、高いほど財務安全性が高いとされます。

銀行業務検定の用語が覚えられないときの3つのコツ

  1. 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
  2. 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
  3. 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。

とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。

なぜ銀行業務検定の用語暗記に「アプリ」が効くのか

銀行業務検定に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。

人は覚えた用語をすぐ忘れる

心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。

「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする

分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。

スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」

単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。銀行業務検定をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの銀行業務検定カード画面イメージ。用語の意味を〇×で判定する
用語と意味が表示され、合っていたら「〇」、違ったら「×」をタップ(またはスワイプ)するだけ

単語なうの3つの特長

  • ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
    カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。
  • ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
    「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。
  • ③ 銀行業務検定・TOEIC・英検など資格別に収録
    いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。

銀行業務検定学習にどう役立つ?

銀行業務検定の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。

「単語なう」で得をするのはこんな人

単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。

  • 働きながら独学で銀行業務検定を目指す社会人
    平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。
  • 家事や育児の合間に勉強したい人
    一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。
  • 参考書だと三日坊主になりがちな人
    〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。
  • 通学・通勤時間が長い学生や受験生
    毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。
  • 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
    間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。

逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。

暗記アプリ「単語なう」をApp Storeで無料ダウンロード

iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。

用語を使った銀行業務検定学習の進め方

  1. まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
  2. アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
  3. 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
  4. 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。

よくある質問

銀行業務検定の用語はどのくらい覚えればいい?

まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。

アプリと参考書、どちらで勉強すべき?

両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。

まとめ

銀行業務検定合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。