個人情報保護士の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「個人情報・個人情報データベース等・要配慮個人情報」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。
この記事では、個人情報保護士でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。
個人情報保護士合格は「用語の理解」から始まる
個人情報保護士の試験では、用語や制度の意味を正しく理解しているかが問われます。定義をあいまいに覚えていると、ひっかけの選択肢に引っかかりやすくなります。
まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。
個人情報保護士の頻出用語30選(分野別まとめ)
個人情報の定義と分類
- 個人情報:生存する個人に関する情報で、氏名や生年月日などにより特定の個人を識別できるもの。
- 個人情報データベース等:特定の個人情報を検索できるよう体系的に構成した情報の集合体で、紙媒体も含まれる。
- 要配慮個人情報:人種や病歴など、不当な差別が生じないよう特に配慮を要する個人情報で、原則として本人同意が必要。
- 匿名加工情報:特定の個人を識別できず、かつ元の個人情報を復元できないように加工した情報。
- 仮名化:個人を直接識別できる記述を削除・置換により取り除き、特定できない状態にする加工手法。
個人情報の取得・利用
- 利用目的による制限:特定した利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱ってはならない原則。
- 利用目的の通知・公表:個人情報を取得した際は、あらかじめ公表している場合を除き、速やかに本人へ利用目的を通知する義務。
- オプトイン:本人があらかじめ明示的に同意した場合にのみ個人データの取扱いを認める方式。
- オプトアウト届出:本人による拒否を前提に個人データを第三者提供する事業者が、提供項目などを個人情報保護委員会へ届け出る手続き。
- データ内容の正確性:保有する個人データの内容を事実と一致させ、誤りや古い情報を放置しないよう管理すること。
個人情報の提供と管理
- 第三者提供の制限:本人の同意なく個人データを第三者へ提供してはならない原則で、法令に基づく場合などの例外がある。
- 事業承継に伴う提供:合併や事業譲渡などに伴って個人データが提供される場合で、本人同意は不要となる。
- 外国にある第三者への提供:外国にある第三者へ個人データを提供する場合、原則として本人同意が必要で情報提供も求められる。
- 第三者提供記録の保存期間:第三者提供に関する記録を、提供方法や記録方式に応じて1年から3年程度保存する期間の定め。
- 本人への通知:個人データの漏えい等が報告対象事態に該当する場合、当該本人へ概要と対象データ項目を通知する義務。
- 確報:漏えい等の発生を知った後、原則30日以内に行う確定的な報告で、不正行為の場合は60日以内。
本人の権利と請求
- 訂正等の請求:保有個人データの内容が事実でない場合に、本人が訂正・追加・削除を求めることができる権利。
- 公表事項:事業者の名称、利用目的、請求手続、苦情申出先など、本人が知り得る状態に置くべき事項。
- 保有個人データに関する事項の公表:事業者の名称、利用目的、開示等の請求手続、苦情の申出先などを本人が知り得る状態に置くこと。
安全管理措置
- 人的安全管理措置:従業者に対する教育・研修や秘密保持誓約書の取得など、人の側面から行う安全管理措置。
- 従業者の監督:個人データを取り扱う従業者に対し、安全管理措置を遵守させるよう必要かつ適切に監督する事業者の義務。
- 教育・研修:従業者に個人情報の適正な取扱いや情報セキュリティの知識を習得させるための教育活動。
- 媒体管理:USBメモリや書類など個人データを記録した媒体の保管・持ち出し・廃棄を適切に管理すること。
- 入退室管理:個人データを取り扱う区域への入退室を記録・制限し、権限のない者の立ち入りを防ぐ物理的安全管理。
情報セキュリティと脅威対策
- アクセス制御:利用者ごとに情報やシステムへのアクセス権限を設定し、許可された範囲だけ利用できるよう管理する仕組み。
- 多要素認証:知識・所持・生体など異なる複数の要素を組み合わせて本人確認を行う認証方式。
- ファイアウォール:ネットワークの境界で通信を監視・制御し、不正な通信を遮断して外部からの攻撃を防ぐ仕組み。
- マルウェア:コンピュータに害を与える目的で作られた悪意あるソフトウェアの総称。
- フィッシング:正規の企業などを装ったメールやサイトに誘導し、ID・パスワードや個人情報をだまし取る攻撃手法。
- アクセスログ:利用者がシステムや情報へアクセスした日時・操作内容などを記録したもので、監視の基礎データとなる。
個人情報保護士の用語が覚えられないときの3つのコツ
- 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
- 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
- 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。
とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。
なぜ個人情報保護士の用語暗記に「アプリ」が効くのか
個人情報保護士に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。
人は覚えた用語をすぐ忘れる
心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。
「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする
分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。
スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」
単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。個人情報保護士をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの3つの特長
- ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。 - ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。 - ③ 個人情報保護士・TOEIC・英検など資格別に収録
いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。
個人情報保護士学習にどう役立つ?
個人情報保護士の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。
「単語なう」で得をするのはこんな人
単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。
- 働きながら独学で個人情報保護士を目指す社会人
平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。 - 家事や育児の合間に勉強したい人
一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。 - 参考書だと三日坊主になりがちな人
〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。 - 通学・通勤時間が長い学生や受験生
毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。 - 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。
逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。
iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。
用語を使った個人情報保護士学習の進め方
- まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
- アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
- 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
- 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。
よくある質問
個人情報保護士の用語はどのくらい覚えればいい?
まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。
アプリと参考書、どちらで勉強すべき?
両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。
まとめ
個人情報保護士合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。
