栄養士の勉強で、多くの人が最初につまずくのが専門用語です。「栄養素・五大栄養素・微量栄養素」など、意味があいまいなまま問題を解いても、選択肢の正誤がなかなか判断できません。逆に言えば、頻出用語の意味を先に押さえてしまえば、問題文の理解スピードは一気に上がり、得点も安定します。
この記事では、栄養士でくり返し問われる用語を30個厳選し、分野別に意味つきでまとめました。通勤・通学のスキマ時間にざっと目を通すだけでも、学習効率が変わってきます。記事の後半では、こうした用語をスマホでテンポよく暗記できる無料アプリ「単語なう」も紹介します。
栄養士合格は「用語の理解」から始まる
栄養士の試験では、用語や制度の意味を正しく理解しているかが問われます。定義をあいまいに覚えていると、ひっかけの選択肢に引っかかりやすくなります。
まずは用語の意味を一通りインプットし、そのうえで過去問を解くと、理解の定着が早くなります。以下の30語は、いずれも本試験でくり返し登場する基礎用語ばかりです。一語ずつ「自分の言葉で説明できるか」を意識しながら読んでみてください。
栄養士の頻出用語30選(分野別まとめ)
栄養素と代謝
- 栄養素:生命維持と健康的な生活に必要な、体外から摂取する物質の総称。
- 五大栄養素:炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルの5つの栄養素。
- 微量栄養素:ビタミンとミネラルの総称で、微量ですが生命維持に欠かせない栄養成分。
- カロリー:食品が体内で発生するエネルギー量の単位で、1kcal=1000calで表される。
- 炭水化物:単糖類・オリゴ糖・多糖類に分類される栄養素で、エネルギー源と食物繊維を含む。
- ブドウ糖:単糖類の一種で、体内に吸収されエネルギー源として利用される重要な栄養素。
- たんぱく質:約20種のアミノ酸がペプチド結合した生物の基本構成物質で、多様な機能を持つ。
- 必須アミノ酸:体内で合成されない、または合成量が不足する9種類のアミノ酸で食事から摂取が必要。
- アミノ酸スコア:食品に含まれる必須アミノ酸のバランスと含有量を評価するたんぱく質の質指標。
- 中性脂肪:グリセロールに脂肪酸が結合した脂質で、血液中や脂肪組織中の主要な成分。
- 必須脂肪酸:体内で合成されないため食物から摂取が必要な脂肪酸で、リノール酸などが該当する。
- 糖新生:乳酸やアミノ酸などの糖以外の物質からグルコースを合成し、空腹時の血糖を維持する反応。
- クエン酸回路:ピルビン酸をさらに分解して効率的にATPを産生する好気的代謝経路。
- 基礎代謝:身体機能を維持するために必要な最少のエネルギー消費量で、安静状態で測定される。
- 食事誘発性産熱(しょくじゆうはつせいさんねつ):食物の消化・吸収・代謝過程で消費されるエネルギーで、食後の時間とともに減少する。
ビタミンとミネラル
- ビタミン:成長と生命維持に必須で微量で生理作用を持つ有機成分で、脂溶性と水溶性に分類される。
- ビタミンB1:チアミンとも呼ばれ、糖質のエネルギー代謝に関わる水溶性ビタミン。不足すると脚気を起こす。
- ビタミンC:アスコルビン酸とも呼ばれ、抗酸化作用とコラーゲン合成に関わる水溶性ビタミン。
- ビタミンE:脂溶性ビタミンで強い抗酸化作用を持ち、細胞膜やたんぱく質の損傷を防ぐ。
- ビタミンK:脂溶性ビタミンで、血液凝固因子の合成と骨形成に関与する栄養素。
- 葉酸(ようさん):ビタミンB群に属し、妊婦の神経管閉鎖障害リスク低減に関連する重要な栄養素。
- 無機質(むきしつ):ミネラルのことで、骨・歯の構成と体液調節に関わる必須元素の総称。
- 鉄(てつ):赤血球のヘモグロビン形成に必要な必須微量元素で、酸素運搬に重要な役割を果たす。
- ナトリウム:主要な細胞外液ミネラルで、体液浸透圧と血液pH、神経筋機能の調整に関わる。
- マグネシウム:骨・筋肉に主に分布し、神経筋機能調整とATP関連酵素反応に関わる必須元素。
食事摂取基準
- 推定平均必要量(すいていへいきんひつようりょう):集団の50%が必要量を満たすと推定される食事摂取基準の指標で、記号はEAR。
- 目安量(もくあんりょう):推定平均必要量が算定できない場合に、栄養状態を維持するに十分な量として設定される指標。
- 耐容上限量(たいようじょうげんりょう):過剰摂取による健康障害のリスクがない習慣的摂取量の上限を示す食事摂取基準の指標。
疾病と栄養
- 血糖値(けっとうち):血液中のグルコース濃度で、健常者では70~110mg/dL程度に調節ホルモンで保たれる。
- 脂質異常症(ししついじょうしょう):血漿中のコレステロールや中性脂肪が異常に高い状態で、動脈硬化の危険因子。
栄養士の用語が覚えられないときの3つのコツ
- 意味を一言で言い換える:長い定義を丸暗記せず、自分の言葉で短く要約すると記憶に残ります。
- 対になる用語をセットで覚える:似た用語や反対の用語をペアで覚えると、違いが整理され混同しにくくなります。
- 毎日少しずつ反復する:一度に詰め込むより、毎日数分の反復が効果的です。間隔をあけて繰り返す「分散学習」を意識しましょう。
とはいえ、毎日コツコツ反復するのは、紙の参考書だけだとなかなか続きません。なぜ「アプリ」が用語暗記に向いているのか、少し掘り下げて説明します。
なぜ栄養士の用語暗記に「アプリ」が効くのか
栄養士に挑む人の多くは、仕事や家事と両立しながら学習を進めています。まとまった勉強時間を取りにくいなかで、合否を分けるのはスキマ時間をどれだけ学習に変えられるかです。
人は覚えた用語をすぐ忘れる
心理学者エビングハウスの「忘却曲線」が示すとおり、人は一度覚えたことの多くを数日のうちに忘れます。用語暗記でつまずく人の多くは、記憶力が悪いのではなく、忘れる前に復習するタイミングを逃しているだけです。これを防ぐのが、間隔をあけて何度も思い出す「分散学習(間隔反復)」です。一夜漬けよりも、少ない総時間で記憶が長持ちすることがわかっています。
「いつ復習するか」をアプリが肩代わりする
分散学習が効果的でも、紙の参考書では「どの用語をいつ復習すべきか」を自分で管理する必要があり、これが独学最大のハードルになります。暗記アプリは、間違えた用語を自動でくり返し出題してくれるため、復習スケジュールの管理を丸ごと肩代わりしてくれます。学習者は「今日の数分を解く」ことに集中するだけで、効率のよい反復が自然に回り続けます。さらにスマホなら、1日5分を朝・昼・夜に分けて積み上げる「マイクロラーニング」も無理なく実践できます。
スキマ時間で用語を覚えるなら暗記アプリ「単語なう」
単語なうは、資格や試験の用語を「見て覚える」ことに特化したiPhone向けの暗記アプリです。栄養士をはじめ、TOEICや英検などの単語・用語を、カードをめくる感覚でテンポよく学習できます。机に向かう時間がとれなくても、通勤電車やちょっとした待ち時間で気軽に進められるのが特長です。

単語なうの3つの特長
- ① 用語と意味を見て〇×で判定するだけ
カードの用語と意味を見て、自分が「合っていた」か「違った」かを〇×で答えます。一問数秒で進むので、リズムよく大量の用語に触れられます。 - ② 間違えた用語は自動でくり返し復習
「×」をつけた用語は復習モードで自動的にくり返し出題されます。苦手な用語だけを効率よくつぶせます。 - ③ 栄養士・TOEIC・英検など資格別に収録
いまの学習に必要なデッキを選んで、その日の気分に合わせて進められます。
栄養士学習にどう役立つ?
栄養士の用語は、一度読んだだけではなかなか定着しません。この記事で紹介した頻出用語を、スキマ時間に何度も「見て・判定して」を繰り返せます。間違えた用語は自動で復習に回るため、参考書を最初から読み直す手間もかかりません。「参考書での学習+アプリでの反復」の組み合わせで、用語の暗記がぐっと楽になります。
「単語なう」で得をするのはこんな人
単語なうは、次のような「まとまった勉強時間を取りにくい人」ほど効果を実感しやすいアプリです。自分に当てはまるか、チェックしてみてください。
- 働きながら独学で栄養士を目指す社会人
平日に机に向かう時間がほとんど取れなくても、通勤電車や昼休みの数分が学習時間に変わります。 - 家事や育児の合間に勉強したい人
一問あたり数秒で進むので、細切れの時間でも一語でも前に進められます。 - 参考書だと三日坊主になりがちな人
〇×で答えるテンポと、間違いがつぶれていく手応えが、続けるモチベーションになります。 - 通学・通勤時間が長い学生や受験生
毎日の移動時間を、まるごと用語暗記の時間に変えられます。 - 直前期に苦手な用語だけ詰めたい人
間違えた用語が自動で復習に回るため、弱点だけを集中的につぶせます。
逆に言えば、「勉強時間が足りない」「覚えてもすぐ忘れる」という悩みを持つ人すべてに、単語なうは効きます。空いた数分を得点力に変える習慣を、今日から始めてみてください。
iPhone対応/基本無料でご利用いただけます。
用語を使った栄養士学習の進め方
- まず用語をインプット:この記事の用語のように、頻出語の意味をざっと頭に入れます。
- アプリで反復:単語なうで毎日数分、用語と意味を〇×で確認し、記憶を定着させます。
- 過去問で確認:用語が頭に入った状態で過去問を解くと、選択肢を判断しやすくなります。
- 間違えた用語に戻る:迷った用語は、アプリの復習でもう一度つぶしておきます。
よくある質問
栄養士の用語はどのくらい覚えればいい?
まずは本記事のような基礎用語を確実に押さえましょう。そのうえで過去問を解きながら、わからない用語が出てきたら都度覚えていくのが効率的です。
アプリと参考書、どちらで勉強すべき?
両方の併用がおすすめです。参考書でじっくり理解し、アプリでスキマ時間に反復する役割分担にすると、限られた時間でも効率よく学習を進められます。
まとめ
栄養士合格の近道は、頻出用語の意味を早い段階で固めてしまうことです。まずは今回の30語から押さえ、過去問演習と並行して語彙を増やしていきましょう。スキマ時間の反復には、暗記アプリ「単語なう」をぜひ活用してみてください。
