コーヒーのサブスクで自分好みの豆が届く「TAILORED CAFE」を使う前に知りたいこと
「コーヒーは好きだけど、豆の選び方がさっぱりわからない」「毎日同じ銘柄ばかりで飽きてきた」──そういう人が、コーヒーサブスクに興味を持つのは自然な流れだと思います。
ただ、いざ調べてみると似たようなサービスが並んでいて、どれを選べばいいのか余計に迷う。そんな状況になりがちです。
この記事では、TAILORED CAFE(テイラードカフェ)のオンラインストア定期便にフォーカスして、サービスの中身・料金・実際のデメリット・他サービスとの違いまで整理しました。「自分に合うかどうか」を判断する材料として使ってもらえると思います。
TAILORED CAFEの基本情報
TAILORED CAFEは、東京・麻布十番を起点に展開するカフェブランドです。「TAILORED=仕立てられた」という言葉の通り、一人ひとりの好みに合わせたコーヒー体験を届けることをコンセプトに掲げています。
実店舗では完全キャッシュレス・モバイルオーダーアプリ対応という先進的な仕組みを採用しており、オンラインストアは2021年3月にスタートしました。運営は株式会社biplane(代表:松本龍祐氏)。もともとはメルカリグループのサービスに携わっていた人物が立ち上げたブランドで、テクノロジーとコーヒー文化を掛け合わせた設計が特徴です。
オンラインストアの定期便(サブスク)は、毎月3種類のスペシャルティコーヒーが自宅のポストに届く仕組み。コーヒー豆・粉・コーヒーバッグの3タイプから選べます。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 2,160円〜(定期便、送料込) |
| 届く豆の数 | 毎月3種類 |
| 選べる形態 | 豆・粉・コーヒーバッグ |
| 豆のラインナップ | 12〜15種類のスペシャルティコーヒー |
| 受け取り方法 | ポスト投函 |
| 解約縛り | なし(いつでも解約可能) |
| 定期便割引 | 通常単品購入より10%OFF |
おすすめポイント3つ
① 4問の無料診断で、自分好みの豆が届く
TAILORED CAFEの定期便で最初に目に入るのが、「無料コーヒー診断」の存在です。たった4つの質問に答えるだけで、自分の好みに合った3種類の豆を提案してくれます。
「浅煎りか深煎りか」「酸味とコクのどちらが好きか」といった感覚的な質問なので、コーヒーの知識がゼロでも答えられます。診断後にそのまま購入することも、自分で豆をカスタマイズして選ぶことも可能です。
コーヒーの種類が多すぎて選べない人にとっては、この仕組みがサービスを使う最大の理由になるはずです。
② 自分でカスタマイズできる柔軟さ
「おまかせで届けてもらう」だけでなく、好みの豆・数量・お届け頻度を自分で設定できるのがTAILORED CAFEの強みです。慣れてきたら気になる産地の豆だけをリクエストしたり、お気に入りを見つけてリピートしたりという使い方もできます。
また、1袋あたりの容量は50g・100g・200g・300g・400g・1000gと幅広く、一人暮らしのライトユーザーから毎日数杯飲むヘビーユーザーまで対応しています。
③ ポスト投函&解約縛りなし、使いやすい設計
定期便はポストに投函されるため、在宅・不在を問わず受け取れます。パッケージはA4サイズ・厚み2.5cm程度なので、ほとんどの郵便受けに入ります。
また、最低継続期間の縛りはなく、スキップや解約はマイページからいつでも手続きできます。「しばらくコーヒーが余っている」という月はスキップして、また再開するという使い方も気軽にできます。
デメリット・注意点
良い面ばかりを並べても実際のサービスは判断できません。使う前に知っておきたい注意点をまとめます。
■ マイページの管理画面が英語表記
定期便の頻度変更・発送日の変更・解約などの操作を行うマイページが、英語で表記されています。手順自体は難しくありませんが、英語に不慣れな人にとっては最初に戸惑う可能性があります。公式FAQに日本語での説明はあるものの、慣れるまで少し手間がかかる点は正直に伝えておきます。
■ 豆の袋にジッパーがない
届いた豆の袋はシンプルなデザインですが、開封後の密閉に使えるジッパーが付いていません。別途、クリップや密閉容器を使って保管する必要があります。毎日コーヒーを挽く習慣がある人にとっては大した問題ではありませんが、気になる人は注意してください。
■ 1回に届く量が少なめ(50g×3種の場合)
最小プランの「50g×3種類」だと合計約9杯分にしかなりません。毎日複数杯飲む習慣がある人には、明らかに量が足りません。毎日飲む方は「100g×3種類」(約18杯分)以上のプランを最初から選ぶことをおすすめします。
■ コーヒーバッグは水出し専用
「バッグ」タイプを選ぶと、通常のドリップバッグではなく水出しコーヒー専用のコーヒーバッグが届きます。普通のお湯を使ったドリップで使いたい人が誤って選ぶと、意図した飲み方ができません。申し込み時に注意して確認してください。
■ 返品は基本的に対応していない
商品に欠陥がある場合を除き、返品には対応していません。キャンセルは発送作業前であれば可能です。注文確定後は早めに内容を確認する習慣を持つと安心です。
他サービスとの簡単な比較
コーヒーサブスクは複数あります。特によく比較されるPostCoffee(ポストコーヒー)との違いを整理します。
| 比較項目 | TAILORED CAFE | PostCoffee | Blue Bottle Coffee定期便 |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 2,160円〜 | 1,598円〜 | 3,078円 |
| 豆の種類数 | 12〜15種類 | 200種類以上 | 4コースから選択 |
| 豆の選び方 | 自分でカスタマイズ可能 | おまかせ(リクエスト可) | コース選択のみ |
| ポスト投函 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 解約縛り | なし | なし | なし |
| 実店舗 | 東京都内に展開 | なし | 全国に展開 |
大きな違いは、「自分で豆を選べるかどうか」という点です。PostCoffeeは診断結果をもとにサービス側がセレクトする仕組みで、毎月違う豆が届くサプライズ感を楽しみたい人に向いています。一方、TAILORED CAFEは気に入った豆をリピートしたり、豆の種類を自分でコントロールしたい人に向いています。
料金面ではPostCoffeeのほうが安く始められますが、TAILORED CAFEは東京に実店舗があり、同じ豆を店頭でも試せるという体験の一貫性があります。
利用手順・始め方
申し込みから豆が届くまでの流れはシンプルです。
- 公式サイトにアクセスし、「無料でコーヒー診断をする」をクリック
- 4つの質問に回答(苦さの好み・風味の傾向など。所要時間は1〜3分程度)
- 診断結果をもとに豆を選ぶ(そのまま使うか、自分でカスタマイズするかを選択)
- 形態を選ぶ(豆・粉・コーヒーバッグから1種類を選択)
- 数量と頻度を設定して注文を確定
- ポストに投函されて完了
初回は診断からそのまま注文完了まで、慣れれば3分ほどで終わります。また、定期便を申し込むと焙煎士からコーヒー豆の保管方法や淹れ方に関するメルマガが届き、使っていくうちにコーヒーの知識が自然と身につく設計になっています。
よくある質問
Q. 解約はいつでもできますか?
はい、解約の縛りはありません。マイページにログイン後、「定期便管理」→「Cancel subscription」の手順で手続きできます。ただし、すでに発送済みの分についてはキャンセルできないため、余裕を持って手続きするのがおすすめです。
Q. コーヒー器具を持っていなくても使えますか?
「コーヒーバッグ」タイプを選べば、器具なしでコーヒーを楽しめます。ただし、前述のとおりバッグタイプは水出し専用です。熱湯でドリップしたい場合は「粉」を選んで市販のペーパーフィルターを使うか、「豆」を選んでミルとドリッパーを別途用意してください。
Q. コーヒー豆の賞味期限はどのくらいですか?
コーヒー豆は焙煎日より60日、粉の場合は焙煎日より30日が賞味期限の目安です。毎月届く量と自分のペースが合っているか、最初のうちは確認しながら使うと消費ペースをつかみやすくなります。
まとめ
TAILORED CAFEの定期便は、次のような人にとって使い勝手がいいサービスです。
- コーヒーの知識がなくても、診断で自分好みの豆を見つけたい
- 気に入ったコーヒーを自分でリピート・カスタマイズしたい
- 在宅・不在にかかわらず受け取れるポスト投函を使いたい
- 縛りなしで気軽にスペシャルティコーヒーを試したい
一方、「毎月ランダムな豆との出会いを楽しみたい」「種類の多さを重視したい」という人は、PostCoffeeのほうが向いているかもしれません。どちらが合うかは、コーヒーへの向き合い方次第です。
まずは無料のコーヒー診断だけ試してみることもできます。購入前に自分の好みの傾向を知るだけでも価値があります。
▶ TAILORED CAFE 公式サイトで定期便を申し込む
Photo by Sticker it on Unsplash